で、今回の宿泊先は【Trump Soho Hotel】
過去にもNYには仕事で何度も来ているが、いつもの安ホテルに比べるとダントツ良かった。1Fロビーは天井が高く、インテリアのベースカラーが赤錆鉄で、電球色の照明と合間って、外気温0℃から中に入ると温かい空気に包まれる。間接照明の下には、水や火をあしらったディスプレイがあり、これまた和む。
部屋はアップグレードしてくれて、見晴らしの良い32階。部屋のインテリアもロビー同様アンバートーンでとても落ち着いた雰囲気。小ちゃなミニシンクも付いていて使い買っては非常に良かった。ただ、セパレートタイプのバスタブとシャワールームの間に、なぜかガラスで囲われたトイレがあり、どちらかに移動する際はいちいちタオルを使わないと床がビチャビチャになってしまうという、設計者の意図がわからない所もあった(外人さんは気にしないのだろうか…)。
各所の金物類は、全てオリジナルで製作しており、空間全体を一つのトーンにまとめる効果を引き出していた。統一感を構築させるには、こういったディテールをきちんと作ることは非常に重要で、思わず「うんうんいい仕事してる」と一人頷いてしまった。