立地探しから、足掛け３年のプロジェクト。
いろいろな候補地の中から、築１００年の建物の地下で展開する事になった。古い建物が故に、インフラの状況はいっさい不明、しかも考え方も文化も日本とは異なる外国人による施工で、プロジェクトは混沌とした中で進んでいった。
構造担当は韓国人、電気工事は中国人、仕上げと演出はアメリカ人、などなど。
文 字通り多国籍のスタッフに、日本古来の建築様式を知ってもらうためには「百聞は一見に如かず」と、日本に来てもらい、Ninja赤坂をじっくり見せて造ら せたものの、何かが違う。ここは米国、岩は溶岩になり、柱は太く、藁などどこにもない。言葉もままならない中、三泊五日の渡米を何回繰り返したこと か・・・。
おかげで良いものが出来ました。
一言：英語力より表現力！
教訓：異国の地では日本人が１番の変わり者。