現存するゴルフ場に隣接した分譲２区画300坪の土地に、建坪60坪の２階建て別荘を新築した。
クライアントが多数のハウスメーカーに話しを聞くも、各社の仕様やコストが全く異なり、「一体何が私たちにとってベストなのか？」と悩まれ、最初はマネジメントだけのご依頼だったが、オーナーの明快で夢のあるオリエンに「ぜひ設計もやらせて頂きたい！」とお願いした物件。
諸外国で様々な良いモノに触れてきたお二人のセンスを具現化するために、毎週参考資料やデザイン画を持参。
那須高原に近い立地だが、夏は蒸し暑く、冬はやはり雪も降るし冷え込みが厳しい。それでも都心から、冬でもぜひ通いたくなる快適な別荘になるよう、床暖房は「オンドルエコノ」という、岩盤浴と同じ効果のある基礎暖房。建家全体は、高気密高断熱の仕様を調べ尽くして、二重サッシを含め現存する最高の環境を提案。結果、夏でも快適な住空間になった。家具はイタリアのＢ社に負けない物をオリジナルでデザイン、製作した。特にダイニングテーブルには、炭火焼の出来るバーナー付のコンロを仕込み、ハンドルで上下稼動させられる「見せて、動かせて楽しいサプライズ」を提案。とても喜ばれ使用頻度大。
一言：設計を一から見直す時期もあったが、最後までやらせて頂き本当に感謝し
ている物件。