新横浜ラーメン博物館

新横浜/1994.3

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このようなエンターテイメント系の施設は、今まで一番多く手がけてきたプロジェクトであり、私にとって新横浜ラーメン博物館はこの世界に入った最初のプロジェクトです。

「日本中のおいしいラーメンを新横浜で食べられたらどんなに幸せか!」そんな地場のオーナーの熱い思いを元に、古き良きチャルメラの時代、昭和33年にタイムスリップし、ご当地ラーメンを存分に味わい、懐かしんでもらうのが企画意図。

時間をかけた徹底的な時代考証を経て、昔の町並みをリアルに再現。造り上げていく中、より良い空間感とコストとのバランスが重要なポイントになった。
時間帯で刻々と変わる吹き抜け天井の空の景色を創るにあたり、ラスベガスのホテルシーザースパレスに、その当時の画期的な技術を取得しにいったのは、思い出深い。

一言:昭和33年は私が生まれる数年前の時代。現場を造って下さった
諸先輩方には、本当にいろいろと教えて頂きました。感謝!